『レッドタートル公開記念対談SP 池澤夏樹氏×マイケル監督』LINE LIVEまとめ


レッドタートル公開記念対談SP 池澤夏樹氏×マイケル監督 - LINE LIVE
2016.08.30 18:07
【出演】
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット(『レッドタートル ある島の物語』映画監督)
池澤夏樹(絵本『レッドタートル ある島の物語』「構成・文」担当)
鈴木敏夫(『レッドタートル ある島の物語』プロデューサー)

【「レッドタートル」を観た宮崎駿の感想&反応】
鈴木敏夫:
(LINE LIVE視聴者からの)三番目の質問はですね…
「宮崎駿監督は「レッドタートル」を観たのでしょうか?」
答えは…観ました(笑)。
実はね、あるスタッフが作業のためにモニターを通してね、
やってたんですよ。そうしたら、気がついたら後ろに
宮崎駿が立ってて。実はダッーと全部観ちゃった(笑)。
これ誰も観ろって言っていたわけじゃないんですけどね、
そういうことが起こりました。
それを観たことによって……まあ…昨日ね、あらためて
マイケルにも会ってもらって、ご挨拶をさせていただいたんですけれど
宮崎駿はふたつ確か言ったような気がします。
「非常にチャレンジングな作品」
これがまず第一。(二つ目は)
「企画のスタートからいえば、10年の歳月をかけて
それを諦めないで最後までやり遂げたことに僕は感心する」

それから三つ目にはですね、彼が(「レッドタートル」を)観て、
ものすごく感じたこと。
「日本のアニメの影響を一切受けていない。
これは見事である!」
と。
これはね、どうしても最近いろんな西洋の人がアニメーションを
作って(僕たちに)見せてくれるんですけれど、残念ながら
日本の悪い影響を受けているっていうケースが結構あったりするんですよ。
それがもうね、皆無だったんですよね。
それと四つ目にはこんなことを彼は言いました、マイケルに向かってね。
「媚を売ってない」
要するに、僕らはお客さんのことを意識するから、
どうしてもサービス精神である部分をつい入れてしまうと。
ところがマイケルはそれを一切やらない。
それはね、彼は感心してましたよね。今の(四つ)はマイケルと会ったときの
話なんですけれど(笑)、彼が(「レッドタートル」を)観た直後の話も
ちょっとね明かしちゃうとですね、
まあとにかく観ろっていったわけじゃないのに、勝手に観ちゃってね、
それで顔色変わるんですよね~。顔色が変わるってどういうことかっていったら、
現在、彼は(ジブリ)美術館のための短編アニメーション(『毛虫のボロ』)を作ってる。
これは12分なんですけれどね、現在日本では残念ながらマイケルがやったように
ほとんどすべてを手で描くというアニメーションがスタッフの問題で
作りにくくなってるんですよね。そうしたときに今回、彼もそれを
肯定的にとらえて前向きに、要するにCGの力も借りようと。
それで12分のやつをやってたんですけれどね、
そのマイケルの「レッドタートル」を観たあと、彼はふたつのことをやりました。
ひとつ、彼がOKを出したいろんなカットがあったんですけれど、全部やり直し。
「リテイクだー!」って(苦笑)。
やっぱり顔色変わったんですよ。だから、非常にね、僕にとってはありがたかった。
要するにこのままいくのかと思ってたやつがマイケルによって大きな刺激を与えられて、
それをやり直そうと。しかも、ね、CGをやめて、もう一回手描きに戻すとかですね、
そういうことをやり始めたんですよ。これがまず一つですね。それから二つ目。
二つ目はですね、さりげなく僕に訊いてきたんですけれど、
「あの「レッドタートル」のスタッフってどこにいるの?」って(笑)。
「上手なのいっぱいいるじゃない!」と。
「ああいう人たちがいるなら、オレだってまだ出来るよね」
っていう(笑)。
僕はね、(宮さんに)説明しました。あれはね、確かにフランスで作ったんだけれど、
フランスの人だけで作ったわけじゃない。ヨーロッパ中からいろんなねアニメーターが
集まって、それでやっとスタッフが構成出来て作ったってことが一つと。
もうひとつ言いました。
彼らの描いた画を統一感を出すため、修正を入れ、頑張ったのは(監督の)マイケルだと。
月曜日から金曜日までスタッフが描いた画をね、彼は土日かけて
週末のその二日間で全部直してる。僕はメイキングを見たから知ってるんですけれど、
「そういうことをやったんですよ」って(宮さんに)言ったら、
「そんなことはわかってるよオレだって!」って、
そんなことを言ってました(笑)。

「日中韓学生アニメーションフェスティバル2016」
7月開催へ トークセッションに宮崎吾朗





【マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の好きなジブリ作品】
鈴木敏夫:
(LINE LIVE視聴者からの質問)
「マイケル監督、好きなジブリ作品を教えてください」

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット:
ジブリ作品のなかで1本だけを選ぶのはとても難しい。
それは兄弟のなかで誰がいちばん好きかと訊かれてるのと
同じような質問だと思うんですけれども、あえて言えば、
宮崎さんの作品のなかでいちばん好きなのが、
子どもが自然のなかで何かを発見したり、
わくわくする好奇心みたいなものを表現する、
その宮崎さんの(作品の)子どもの「ハッ!」っていう
好奇心の表現方法がすごく好きです。
あと高畑さんに関しては「となりの山田くん」のなかで、
俳句を映画のなかに、アニメーションのなかに取り入れたというのは、
これは本当に日本人にしか出来ないことだと思いますし、
やはり「間」とか「静粛」、「素晴らしい感性」、
そういったものがすべて映画のなかに入っているというのは
やっぱり高畑さんの素晴らしいところだなと思います。

「アニメ映画ベスト100」が発表!アニメーターや監督などプロ100人が選出

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が選ぶ
長編アニメーション映画ベスト10作品
(※2014年選定)
『バンビ』(1942)
『ファンタジア』(1940)
『火垂るの墓』(1988)
『ジャングル・ブック』 (1967)
『ももへの手紙』(2012)
『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999)
『となりのトトロ』(1988)
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)
『千と千尋の神隠し』(2001)
『イエロー・サブマリン』(1968)

『世界と日本のアニメーションベスト150』
(2003年6月12日第1刷発行)
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が選ぶ
ベストアニメーション12作品
(※長編・短編等の区別なし)
『快適な生活』(1989)
『丘の農家』(1988)
『姉妹』(1990)
『木を植えた男』(1987)
『クラック!』(1981)
『ブラック・ドッグ』(1987)
『バンビ』(1942)
『ウォレスとグルミット~ペンギンに気をつけろ!』(1993)
『Why Me?』(1978)
『となりのトトロ』(1988)
『千と千尋の神隠し』(2001)
『猫帰る』(1988)

【その他、LINE LIVEまとめ】
サブタイトル「ある島の物語」を
提案したのは池澤夏樹。

『ロビンソン・クルーソー』の話は
今の時代とリンクしていないと思う。
人間が島をコントロールしようとしている。
自分の文化を島に強制しようとしている。
そういった一方的な力に対して共鳴できない。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

沈黙の美しさ、そういったものを表現したかった。
お客さんが退屈せずに味わってもらえるような表現を模索した。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

自然の情景を描くため、実際に竹林に入ったり、外で寝てみたりして、
ただ単にイマジネーションに頼るのではなく、
自分の身体で体験したものを画に落とし込んだ。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

シュノーケリングで海に潜って、
2回ウミガメに出会うチャンスがあった。
それはもちろん大事な機会であったが、
自分自身この作品を作るにあたって
温度というものをとても大事にした。
何かに触れたときの温度、感じる温度、
そういったものをどうやって
表現できるのだろうかとよく考えた。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

映画に出てくる人物は
国籍を与えたくはなかったが
人種としては西洋人だと思う。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

島の厳密なモデルではないが
インド洋のセーシェル諸島のなかにある
数百人の村民しかいない小さな島に一人で行って、
島の温度や空気を身体に感じながら何日か過ごした。
病気になって夢を見るという、
映画の登場人物と同じような体験をそこでした。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

『レッドタートル ある島の物語』の
アーティスティック・プロデューサーである
高畑勲監督とはいろんなレベルの話をした。
まずはテクニカルな問題について話し合った。
色について、表象シンボルについて、
話の中のエモーションの置き方、
服装についても話し合いをした。
そして、アニメーションの
ディテールに関して意見交換をした。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

欧米と比べて、日本のアニメーションは
1秒のなかで使用するコマ数が少ない分、
1枚の絵の表現が強いと思う。
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が
生まれ育ったのはオランダ。
父はオランダ人、母がフランス系スイス人。
フランス語、オランダ語、ドイツ語、スペイン語、英語が喋れる。

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の短編アニメーション
『Father and Daughter』(邦題「岸辺のふたり」)の権利を
スタジオジブリが取得すべく現在一生懸命努力している。
鈴木敏夫は100回くらいこの作品を観ている。


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【文春ジブリ文庫】ジブリの教科書 語り下ろし&書き下ろし記事一覧

文春ジブリ文庫|文藝春秋

文春ジブリ文庫『ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体638円+税
発売日:2013年04月10日
ページ数:320ページ


目次『ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-026 ナビゲーター・立花隆 前人未踏の巨大世界、ナウシカ

Part1 映画『風の谷のナウシカ』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
044-061 鈴木敏夫 “賭け”で負けてナウシカは生まれた

●viewpoint●
110-134 内田樹 二つの『ナウシカ』──物語に選ばれた人

Part3 作品の背景を読み解く
195-202 満島ひかり 遅く起きた頭のがんがんする朝に
203-210 椎名誠 夢と生きる力を与えてもらったナウシカ
211-225 長沼毅 腐海の生物学
226-229 川上弘美 ナウシカの偶然
230-241 佐藤優 『風の谷のナウシカ』と国家

古典から読み解くナウシカ
248-253 [解説]大塚ひかり 「虫めづる姫君」の心
258-261 [解説]丹下和彦 流れ者の中年男への恋

262-271 山崎まどか 少女としてのナウシカ・ヒロインとしてのナウシカ
272-275 伊藤理佐 なんか、特別

292-311 大塚英志 『風の谷のナウシカ』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体657円+税
発売日:2013年05月10日
ページ数:304ページ


目次『ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-029 ナビゲーター・森絵都 パズーとシータの内なる軌跡

Part1 映画『天空の城ラピュタ』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
048-061 鈴木敏夫 借金を背負って発足した「スタジオジブリ」

●viewpoint●
105-115 金原瑞人 古くからの児童文学と『ラピュタ』の輪郭

Part3 作品の背景を読み解く
195-202 石田衣良 もっとも幸福なアニメーション
203-212 荒俣宏 空から降ってきた少女の神話──ラピュタのシンボリックな背景
213-219 湯本香樹実 生き続けるために生まれなおす

tea time
220-227 山本史郎 ボクの『ラピュタ』は英国流
228-231 加藤碵一 鉱物に願いを──青い飛行石

232-237 上橋菜穂子 彼方へ馳せる
238-245 ヤノベケンジ ラピュタと大阪万博──「未来の廃墟」への冒険と帰還の物語
246-252 夢枕獏 ラピュタあれこれの語

275-294 大塚英志 『天空の城ラピュタ』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書3 となりのトトロ
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体690円+税
発売日:2013年06月07日
ページ数:336ページ


目次『ジブリの教科書3 となりのトトロ』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-022 ナビレーター・あさのあつこ トトロのとなりで。──少女の解放の物語

Part1 映画『となりのトトロ』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
039-056 鈴木敏夫 二本立て制作から生まれた奇跡

●viewpoint●
057-068 半藤一利 大きな忘れ物

Part3 『となりのトトロ』の制作現場
156-162 [原画]二木真希子「やってる時はいつも、もういやだって思うんですよ」
163-168 [仕上]保田道世「優しくて透明感のある色が欲しいとオリジナルの色の絵の具を作りました」

Part4 作品の背景を読み解く
225-229 中川李枝子 鈴木さん・宮崎さん そして トトロと 私
232-242 川上弘美 涅槃西風
243-255 鎌田東二 鎮守の森から見たトトロ論

from overseas
256-267 ピート・ドクター トトロから学んだこと

268-275 小澤俊夫 昔話の語法から見た『となりのトトロ』
276-283 藤森照信 人間の住まいに、お化けはどう住んだか
284-291 長島有里枝 トトロの中の家族の記憶
292-296 蓬田やすひろ 鏑木清方と『トトロ』の絵づくり
297-304 平松洋子 追憶のかなたで輝く味

309-327 大塚英志 『となりのトトロ』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書4 火垂るの墓
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体580円+税
発売日:2013年10月10日
ページ数:256ページ


目次『ジブリの教科書4 火垂るの墓』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-020 ナビゲーター・山田洋二 弱くてもいい、優しい国へ──『火垂るの墓』私論

Part1 映画『火垂るの墓』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
037-054 鈴木敏夫 宮さんが持ってきた「『火垂るの墓』クーデター計画」

●viewpoint●
082-093 與那覇潤 謎を謎のまま忘れないでいるために──戦後映画史のなかの『火垂るの墓』

Part2 『火垂るの墓』の制作現場
116-120 [色彩設計]保田道世「焼け野原の世界に合うような絵の具と茶カーボンを作った」

Part3 作品の背景を読み解く
159-166 齋藤孝 語りの「心中物」としての『火垂るの墓』
167-173 城戸久枝 「母と子と。変容する物語」

from overseas
182-191 イラン・グェン フランスにおける高畑作品の受容と『火垂るの墓』の特性について

192-198 野中柊 色は失われても、光は残った
211-227 [特別対談]妹尾河童×吉行和子 神戸・『火垂るの墓』・『少年H』

228-246 大塚英志 『火垂るの墓』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書5 魔女の宅急便
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体660円+税
発売日:2013年12月04日
ページ数:320ページ


目次『ジブリの教科書5 魔女の宅急便』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-034 ナビゲーター・内田樹 空を飛ぶ少女について

Part1 映画『魔女の宅急便』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
053-071 鈴木敏夫 頭を殴られた一言とプロデューサー洗礼の日々

●viewpoint●
105-118 上野千鶴子 なぜキキは十三歳なのか?

Part3 作品の背景を読み解く
206-217 柳澤健 ユーミンはもう、キキではなかった
218-224 青山七恵 キキが教えてくれたこと
225-235 正木晃 魔女の東西
236-242 天沼春樹 飛行船と魔女がとぶ空
243-250 細馬宏通 キキは飛び、町は剥がれる
251-257 朝比奈あすか かつて十三歳だった全ての大人に
258-264 中野京子 ウルスラの絵の謎を解く

287-308 大塚英志 『魔女の宅急便』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書6 おもひでぽろぽろ
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体680円+税
発売日:2014年03月07日
ページ数:320ページ


目次『ジブリの教科書6 おもひでぽろぽろ』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-016 ナビゲーター・岩井俊二 ノスタルジーの正体

Part1 映画『おもひでぽろぽろ』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
037-050 鈴木敏夫 高畑勲と宮崎駿。二人の巨匠の「分かれ道」

●viewpoint●
071-078 香山リカ 「あいまいな娘」と複雑な父親の存在

Part3 作品の背景を読み解く

219-227 村山由佳 人の手業が超えるもの
228-237 朝倉あき 冷静な視線と、冷静さを保てなくなる瞬間

from overseas
238-249 イグナシオ・フェレーラス 『おもひでぽろぽろ』について私が思うこと

250-258 伊藤悟 「ひょうたん島」が寄りそってくれた時代
259-264 川崎賢子 『おもひでぽろぽろ』の記憶と想像力──文化映画の系譜に連なることと踏み越えること

289-311 大塚英志 『おもひでぽろぽろ』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書7 紅の豚
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体760円+税
発売日:2014年9月02日
ページ数:256ページ


目次『ジブリの教科書7 紅の豚』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-021 ナビゲーター・万城目学 豚(ポルコ)がのこしてくれた魔法

Part1 映画『紅の豚』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
037-055 鈴木敏夫 「女性が作る飛行機の映画」宮崎駿の驚くべき決断

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
171-178 佐藤多佳子 アドリア海の光と影

from overseas
179-188 イタロ・カプローニ 祖父ジャンニ・カプローニが生きた『紅の豚』の時代

193-203 稲垣直樹 サン=テグジュペリから読み解く『紅の豚』
204-216 青沼陽一郎 『紅の豚』とその時代──「変身譚」の系譜
217-224 佐藤和歌子 トリプル・ラブは名画の香り?!

225-248 大塚英志 『紅の豚』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書8 総天然色漫画映画平成狸合戦ぽんぽこ
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体990円+税
発売日:2015年01月05日
ページ数:240ページ


目次『ジブリの教科書8 総天然色漫画映画平成狸合戦ぽんぽこ』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-018 ナビゲーター・小松和彦 多摩丘陵の狸たちは敗れたが……

Part1 映画『平成狸合戦ぽんぽこ』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
037-057 鈴木敏夫 「俺が豚をやったんだから、高畑さんには狸をやってもらおう」すべては宮崎駿の一言から始まった。

Part2 『平成狸合戦ぽんぽこ』の制作現場
085-095 [イメージ・ビルディング・画面構成]百瀬義行「絵を描いている僕らもタヌキのようなものだった」
106-127 [美術監督]男鹿和雄「思う存分多摩丘陵を描けて本当に楽しい作品でした」

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
155-162 似鳥鶏 野生のフマジメ

163-171 桑原紀子 多摩丘陵のタヌキを追いかけて
178-190 香川雅信 狸と妖怪
191-198 藤森照信 団地・狸・五十五年体制

from overseas
199-210 秦剛 遠いアジアのこの街で──高畑勲『平成狸合戦ぽんぽこ』の射程

211-232 大塚英志 『平成狸合戦ぽんぽこ』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書9 耳をすませば
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体880円+税
発売日:2015年04月10日
ページ数:240ページ


目次『ジブリの教科書9 耳をすませば』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-020 ナビゲーター・朝吹真理子 窓は開かれている

Part1 映画『耳をすませば』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
040-057 鈴木敏夫 「四十五歳の新人監督」近藤喜文が泣いた夜

Part2 『耳をすませば』の制作現場
098-105 [作画監督]高坂希太郎 タイプの違う監督のもとで
106-113 [美術監督]黒田聡 安堵と後悔。忘れられない作品
121-128 [撮影監督]奥井敦 新たな撮影台の活用とデジタルへの挑戦

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
167-175 川本三郎 多摩で育った新しい子供たち

from overseas
176-189 マテウシュ・ウルバノヴィチ ぼくが『耳をすませば』に魅かれる理由

193-200 藤本由香里 世界と時間をつなぐ音
204-210 成井豊 出演者の一人として、いくつか思い出を

211-231 大塚英志 『耳をすませば』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書10 もののけ姫
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体920円+税
発売日:2015年07月10日
ページ数:288ページ


目次『ジブリの教科書10 もののけ姫』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-022 ナビゲーター・福岡伸一 『もののけ姫』の生態史観

Part1 映画『もののけ姫』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
056-077 鈴木敏夫 知恵と度胸の大博打!未曾有の「もののけ」大作戦

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
191-204 宇野常寛 「生きろ。」と言われてウザいと感じた人のための『もののけ姫』の読み方

205-212 荻原規子 二人の女の板ばさみ
228-234 永田紅 生命力の輪郭からあふれ出たもの
235-248 小口雅史 北方の民=エミシ・エゾの世界の実像と『もののけ姫』

256-278 大塚英志 『もののけ姫』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書11 ホーホケキョ となりの山田くん
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体920円+税
発売日:2015年11月10日
ページ数:224ページ


目次『ジブリの教科書11 ホーホケキョ となりの山田くん』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-021 ナビゲーター・太田光 暴力と日本人

Part1 映画『となりの山田くん』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
041-065 鈴木敏夫 四コマ漫画がから生まれた五時間超のシナリオ

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
147-157 奈良美智 家族の余白

from overseas
162-176 徐園 新聞漫画的表現を活かした『ホーホケキョ となりの山田くん』

177-188 阿部真大 『ホーホケキョ となりの山田くん』と戦後民主主義
189-196 土屋賢二 岡山県の人

197-215 大塚英志 『ホーホケキョ となりの山田くん』解題



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体870円+税
発売日:2016年3月10日
ページ数:256ページ


目次『ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-024 ナビゲーター・森見登美彦 完璧なトンネル、イメージの国

Part1 映画『千と千尋の神隠し』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
054-076 鈴木敏夫 この映画をヒットさせていいのか確信が持てなかった

Part2 『千と千尋の神隠し』の制作現場
186-194 [海外プロモート担当]武田美樹子 『千尋』で築いた海外公開のノウハウ、そして信念

Part3 作品の背景を読み解く

●viewpoint●
197-205 斎藤環 カオナシの心には誰がいるのか?

210-217 阿部智里 千尋だった私たち
226-233 栗原康 散って狂って、捨て身で生きろ──千と千尋の労働脱出
240-248 佐伯順子 働け! 少女たち──千尋が得たもの、伝えるもの



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書13 ハウルの動く城
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体880円+税
発売日:2016年8月4日
ページ数:216ページ


目次『ジブリの教科書13 ハウルの動く城』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-015 ナビゲーター・綿矢りさ 本物の美しさとは何か

Part1 映画『ハウルの動く城』誕生
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
037-057 鈴木敏夫 宮崎作品の中でもっとも苦労した『ハウル』

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
143-151 美輪明宏 少年の純粋はたまゆらのごとく

172-181 本田晃子 建築が飛び立つとき
182-190 西村醇子 音から読み解く「ハウル」の世界
191-198 雨宮まみ プレイボーイには心臓がない



文春ジブリ文庫『ジブリの教科書16 借りぐらしのアリエッティ
スタジオジブリ+文春文庫編
定価:本体650円+税
発売日:2014年6月10日
ページ数:240ページ


目次『ジブリの教科書16 借りぐらしのアリエッティ』
 語り下ろし&書き下ろし記事のみ抜粋

008-021 ナビゲーター・梨木香歩 「ほろびゆくもの」の行方──アリエッティの髪留め

Part1 映画『借りぐらしのアリエッティ』誕生
025-035 スタジオジブリ物語『借りぐらしのアリエッティ』編
汗まみれジブリ史 今だから語れる制作秘話!
036-053 鈴木敏夫 宮崎駿の「経営計画」と麻呂こと米林宏昌の「現実主義」

Part3 作品の背景を読み解く
●viewpoint●
171-179 小林紀晴 目の前の続き、未来の危うさ

192-201 井村君江 原作で読み解く『アリエッティ』の世界
202-207 小林信彦 愛すべき佳作──『借りぐらしのアリエッティ』

208-229 大塚英志 『借りぐらしのアリエッティ』解題


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