宮崎駿&丹羽圭子『脚本 コクリコ坂から』  脚本ができるまでの記録

(2011年6月10日のツイート)
 神保町で『脚本 コクリコ坂から』を買ってきた(『熱風』6月号も、もらってきた)。



 『脚本 コクリコ坂から』について。巻頭には、宮崎駿によるイメージボードや美術設定画が掲載されており、映画の舞台となったコクリコ荘や海が見える坂、沿岸部の風景、店の設定等が描かれていた。その他に、シナリオミーティング時の宮崎駿が、壁に敷き詰めて貼ってあるびっしり文字が書き込まれた紙を(おそらく)木の枝で指している写真もあった。

 目次は次のとおり。企画のための覚書「コクリコ坂から」について「港の見える丘」/企画 宮崎駿(P.5~)。登場人物紹介(P.13~)。脚本 コクリコ坂から/宮崎駿・丹羽圭子(P.17~)。天才の思考過程―「脚本 コクリコ坂から」ができるまで/丹羽圭子(P.127~)。『コクリコ坂から』(高橋千鶴・作)/ぼくの少女マンガ体験/宮崎駿(P.149~)。『コクリコ坂から』映画化にあたって/佐山哲郎(P.165~)。映画スタッフ・キャスト(P.171~)。

 “企画のための覚書「コクリコ坂から」について「港の見える丘」”は『コクリコ坂から』の公式サイト、“『コクリコ坂から』(高橋千鶴・作)/ぼくの少女マンガ体験”は宮崎駿の著書『出発点』からの再録である。

 脚本は映画を観るまでは読まないと決めたので読んでないが、脚本以外で特に読み応えがあったのは、丹羽圭子の“天才の思考過程―「脚本 コクリコ坂から」ができるまで”だった。この文章は『コクリコ坂から』の脚本ができるまでの過程を綴っており、シナリオ制作のドキュメンタリーになっている。ただ、多少のネタバレが当然含まれるため、注意が必要。

 映画本編のネタバレがない範囲での、『脚本 コクリコ坂から』の私的覚書。シナリオミーティングのメンバーは、宮崎駿、鈴木敏夫、伊平容子、丹羽圭子の四人。「借りぐらしのアリエッティ」のシナリオ制作の時も同様のメンバーだった。「コクリコ荘が建つのは、丘の上、神奈川近代文学館があるあたり」。故・徳間康快氏がモデルのキャラがいること。以上。


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