【スタジオジブリの教養】鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊+α



【教養を共有したい】
「高畑・宮崎の二人との出会いは強烈でした。当然ながら、もっとつきあいたいと思う。そのためには、なんとしても彼らと教養を共有したいと思ったのです。話ができないのでは悔しいですから」
「二人とも「この本を読みましたか?」とよく聞いてくる。ぼくも編集者をやっていたから、それなりにいろいろな本は読んでいたし、もともと好きでよく本を読んでいたはずですが、この二人は人があんまり読まないような本をいろいろ読んでいた。その本を読んでいないと、共通の話題にすることができない」
「彼らが読んできた本をひととおり読もう、わかってもわからなくてもいいから、ともかく読もう。そう思って機会あるごとに聞き出して、それを読むということをくりかえしたんです」

「念のために言うと、ここでいう教養は決して本だけではないですよ。たとえば、高畑・宮崎の二人は、NHKで放映された第一期の『シルクロード』、この映像の隅々まで全部覚えていた。「鈴木さん、これどう思う?」と言われたとき、いいかげんな相槌は打てませんよね。ぼくは当時は観てなかったので、あとになって、それを必死に観ました」
鈴木敏夫『仕事道楽 スタジオジブリの現場』

「鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊」【少年時代】
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 青柳祐介『青い抱擁』([スクラップ]/1973)
 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』(新潮文庫/1962)
 石原慎太郎『青春とはなんだ』(講談社/1965)
 五木寛之『海を見ていたジョニー』(講談社文庫/1974)
 井上靖『あすなろ物語』(新潮文庫/1958)
 大江健三郎『われらの時代』(新潮文庫/1963)
 大塚康生『作画汗まみれ』(アニメージュ文庫/1982)
 尾崎士郎『人生劇場』(新潮文庫/1947)
 落合博満『采配』(ダイヤモンド社/2011)
 落合博満『戦士の休息』(岩波書店/2013)
 北杜夫『どくとるマンボウ青春記』(中央公論社/1968)
 近藤唯之『背番号の消えた人生』(サンケイ新聞社/1979)
 西岸良平『三丁目の夕日選集 夏』(小学館/1994)
 司馬遼太郎『燃えよ剣』(新潮文庫/1972)
 庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(中央公論社/1969)
 杉浦茂『杉浦茂傑作漫画全集』(集英社/1957)
 杉浦茂『猿飛佐助』(ペップ出版/1987)
 鈴木隆『けんかえれじい』(TBS出版会/1976)
 ちばあきお『キャプテン』(集英社/1974)
 ちばてつや『ユキの太陽』(講談社/虫プロ/1978)
 つかこうへい『小説熱海殺人事件』(角川文庫/1976)
 つげ義春『無能の人』(日本文芸社/1988)
 筒井康隆『俗物図鑑』(新潮文庫/1976)
 手塚治虫『手塚治虫漫画全集』(講談社/1977)
 手塚治虫『火の鳥』(講談社/1978)
 寺山修司『戦後詩』(紀伊國屋書店/1965)
 寺山修司『時代の射手』(芳賀書店/1967)
 富島健夫『雪の記憶』(ケイブンシャ文庫/1987)
 富田常雄『姿三四郎』(東京文芸社/1986)
 中里介山『大菩薩峠』(春秋社/1925)
 C・W・ニコル『勇魚』(文藝春秋/1987)
 バロン吉元『柔侠伝』(双葉社/1973)
 森やすじ『アニメーターの自伝 もぐらの歌』(アニメージュ文庫/1984)
 諸星大二郎『無面目・太公望伝』(潮出版社/1989)
 大和球士『プロ野球三国志』(ベースボール・マガジン社/1977)
 山松ゆうきち『人間必勝法』(ヒット出版/1992)
 吉川英治『宮本武蔵』(講談社/1975)
 和田誠『PEOPLE』(美術出版社/1973)
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『AERA 2014年8月11日増大号』

【少年講談全集・手塚治虫・沙漠の魔王・杉浦茂】
「(少年講談全集の)岩見重太郎だの、柳生十兵衛だの、荒木又右衛門だの、塚原卜伝、それから曽呂利新左衛門なんかも、ぜんぶ読んでる。それで、実は、同時期に宮崎駿もこれ全部読んでいるんだよね。年齢的には宮崎駿が八歳上なんだけど、これに出会うのは僕(鈴木敏夫)と同じ時期なんですよ。宮さんが、この中で一番気に入ってたのが岩見重太郎なんです。それが『もののけ姫』などにつながるんですけどね」
「こういう講談速記本のような古色蒼然としたものが戦前にあって、日本が戦後しばらくはチャンバラがだめだったものだから、みんな現代物やSFに流れ、そこで手塚治虫の登場がある。それは子供にとってはそれまで見たこともないハイカラなものだったんです。『砂漠の魔王』という絵物語を描いた福島鉄次なんて人はまさに未来を見せてくれた。宮崎駿はそこに惹かれるわけです。だから、宮崎駿の体内には古色蒼然とした講談速記本的世界と手塚治虫や福島鉄次的なハイカラな世界のふたつが共存している。そして、自分でそれを整理統合していくときに杉浦茂のまんがとの出会いがある。僕が宮崎駿という人とつき合うとき、最初にした会話は実は杉浦茂の話なんです。僕は『未来少年コナン』を見たとき、そこに杉浦茂の影響を見たんです」
(『熱風 2011年11月号』【「講談速記本」をめぐる話-起源・中身・ヒーロー像・そしてその遺伝子はどこにつながるのか-】)

【教養小説『宮本武蔵』】
「「教養小説」という言葉は使っていないが、『耳をすませば』の企画書には「あるひとつの出会いで、お互いがお互いを高め合う」という言葉が入っている。人間にはそういうことがある。まさに『耳をすませば』はそれをやりたかった。一人の女の子が一人の男の子と出会う。で、お互いがお互いを高め合う。そういうものは僕らの子供の頃に、いわゆる大衆的なものを含めて、そういう教養小説を、小説だけでなくて実は漫画もそうだったんだけど、(そういうものを読んで)自分を高めるとはどういうことなんだろうと。その伝統がジブリの作品のなかにあることは確かだと思う。そういうことを僕らは子供のときにトラウマになっているので、どっかで好き。最近は流行らないかもしれないけれど、昔はすごい流行った小説で(吉川英治の)『宮本武蔵』なんてのがあって「剣の道に生きる」なんていって刀で強くなるだけかなと思ったら、人間的にも修養を重ねる。そういうものを皆好きだった」
立正大学講演会「鈴木敏夫プロデューサーに聞く~3.11後のジブリアニメの予感~」

【『姿三四郎』のヒロイン】
「実は、宮さんと僕には共通の大好きなヒロインがいるんです。誰かといいますと、それは黒澤監督の『姿三四郎』に出てくる、轟夕起子が演じた小夜です。小夜のどこが好きかというと、彼女の鼻緒が石段で切れて、通りかかった三四郎が自分の手ぬぐいを裂いて挿げ替えてやる。この二人の出会いですね。しかも、後で三四郎は小夜の父で柔術家の村井半助と闘わなくてはいけなくなる。この愛と柔道家の人生が絡んだ人間関係。そこが宮さんも僕も好きなんですよ」
鈴木敏夫『映画道楽』

【宮崎駿と鈴木敏夫の共通点】
「少年講談全集、江戸川乱歩、『宮本武蔵』『姿三四郎』、それにシュールでユーモラスな作風の漫画家・杉浦茂を加えた5作品が好き、というのが宮崎さんと全く一緒だったという」
「2人でやっていくなかで延々とこの5作品の話をしている。8歳年が違うのに、なんで好きなものが同じなのか」
ジブリ作品を育てた本の森 鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊

【団塊世代の教養と感性】
「誰も指摘していないから僕がいうと、彼(宮崎駿)ってね、団塊の世代の教養と感性がある人なんですよね。8歳僕と違うのに、要するに、読んできたもの、観てきたもの、もう全く同じなんですよ。そうするとこの人、同世代の中でどういう人だったんだろうって。で訊いてみると、マンガが好きだったり、非常にそういうサブカルチャー的なものが好き。ていうんで、同世代のなかではどっちかというと異端者だったんですよね。ところが僕らの世代はそういうのいっぱいいるから、結びつきやすかったんですよ」
(BS朝日『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~ 鈴木敏夫×浜田敬子』2014年9月21日)

「鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊」【物語世界】
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 朝井リョウ『何者』(新潮社/2012)
 朝倉摂『朝倉摂のステージ・ワーク 1991-2002』(PARCO出版/2003)
 安野モヨコ『監督不行届』(祥伝社/2005)
 池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』(新潮社/1993)
 石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』(福音館書店/1967)
 井上ひさし『手鎖心中』(文藝春秋/1972)
 井上ひさし『きらめく星座』(集英社/1985)
 茨木のり子『詩のこころを読む』(岩波ジュニア新書/1979)
 井伏鱒二『駅前旅館』(新潮文庫/1960)
 ウェストール『かかし』(福武書店/1987)
 エンデ『モモ』(岩波書店/1976)
 遠藤周作『どっこいショ』(読売新聞社/1970)
 遠藤周作『わたしが・棄てた・女』(講談社文庫/1972)
 大岡昇平『花影』(講談社文芸文庫/2006)
 織田作之助『織田作之助全集』(講談社/1970)
 織田作之助『夫婦善哉』(新潮文庫/2000)
 片山廣子ほか『燈火節』(月曜社/2004)
 葛飾北斎『北斎美術館』(集英社/1990)
 カニグズバーグ『ジョコンダ夫人の肖像』(岩波書店/1975)
 川内有緒『バウルを探して』(幻冬舎/2013)
 クリストフ『悪童日記』(早川書房/1991)
 ケストナー『ケストナー少年文学全集』(岩波書店/1962)
 ケストナー『ふたりのロッテ』(岩波書店/1962)
 佐藤忠男『小津安二郎の芸術』(朝日選書/1978)
 佐藤忠男『日本映画史』(岩波書店/1995)
 サトクリフ『第九軍団のワシ』(岩波書店/1972)
 澤地久枝『愛が裁かれるとき』(文藝春秋/1979)
 獅子文六『娘と私』(新潮文庫/1972)
 島尾敏雄『死の棘』(新潮社/1977)
 島尾ミホ『海辺の生と死』(創樹社/1974)
 センダック『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房/1975)
 ダール『少年』(早川書房/1989)
 高階秀爾『芸術のパトロンたち』(岩波新書/1997)
 高橋治『絢爛たる影絵 小津安二郎』(文春文庫/1985)
 高畑勲 解説『話の話』(アニメージュ文庫/1984)
 田中英道『日本美術全史』(講談社/1995)
 谷内六郎『幼なごころの歌』(新潮社/1969)
 筒井頼子ほか『はじめてのおつかい』(福音館書店/1977)
 富山和子『川は生きている』(講談社/1978)
 中川李枝子『いやいやえん』(福音館書店/1962)
 夏目漱石『行人』(新潮文庫/1952)
 野坂昭如ほか『絵本 火垂るの墓』(新潮社/1988)
 ノルシュテイン『フラーニャと私』(徳間書店/2003)
 野呂邦暢『諫早菖蒲日記』(文藝春秋/1977)
 白隠『白隠展(図録)』(Bunkamura/2012)
 バザン『映画とは何か』(美術出版社/1967)
 長谷川伸『瞼の母・沓掛時次郎』(ちくま文庫/1994)
 ヒッチコックほか『映画術』(晶文社/1981)
 フィールド『天皇の逝く国で』(みすず書房/1994)
 藤田順子『子供の領分』(アニメージュ文庫/1990)
 北條民雄『いのちの初夜』(角川文庫/1955)
 増山たづ子『故郷 私の徳山村写真日記』(じゃこめてい出版/1983)
 丸谷才一『忠臣蔵とは何か』(講談社/1984)
 三浦しをん『神去なあなあ日常』(徳間書店/2009)
 三島由紀夫『午後の曳航』(新潮文庫/1968)
 宮崎駿『宮崎駿の雑想ノート』(大日本絵画/1997)
 向田邦子『あ・うん』(文春文庫/2003)
 モンゴメリ『赤毛のアン』(新潮文庫/2008)
 八木重吉『八木重吉詩集』(新文学書房/1967)
 安岡章太郎『果てもない道中記』(講談社/1995)
 山田うた子『生きる 私も書くことができる』(理論社/1961)
 山田太一『早春スケッチブック』(大和書房/1986)
 山本周五郎『柳橋物語・むかしも今も』(新潮文庫/1964)
 吉村英夫『ローマの休日』(朝日文庫/1994)
 リチー『映画理解学入門 映画のどこをどう読むか』(スタジオジブリ/2006)
 リンドグレーン『長くつ下のピッピ』(岩波書店/1964)
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『AERA 2014年8月11日増大号』
 
【高畑勲の薫陶】
「高畑さんがよく言っていたのは、アンドレ・バザンの『映画とは何か』。美術出版社から出た並製函入の四巻本です。それから、ドナルド・リチーの『映画のどこをどう読むか』。ぼくはこの本を読むまで、スタンリー・キューブリックの『バリー・リンドン』という映画のおもしろさがわからなかった。演技が下手なところがよくて、あれは疑似ドキュメンタリーなのだという指摘を読んで、目からうろこが落ちました。いまではいちばん好きな映画のひとつです。この本はボロボロになるくらい読みました。のちに、ジブリから復刻出版しています。…そういえば、高畑さんには岩波ジュニア新書の茨木のり子『詩のこころを読む』も教えられたなあ」
鈴木敏夫『仕事道楽 スタジオジブリの現場』

【宮崎駿「無知ですね」】
「これはぼくが読んでいなかっただけですけど、宮さんは岩波新書の中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』の話ばかりしていたことがあります。宮さんに「鈴木さん、これ読んだ?」と聞かれて、「いや、それは読んでない」と言ったら、いきなり「無知ですね」。ちなみに、この本はのちに『もののけ姫』の発想につながります」
鈴木敏夫『仕事道楽 スタジオジブリの現場』

「鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊」【アサ芸系】
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 赤瀬川原平ほか『路上観察学入門』(筑摩書房/1986)
 赤松啓介『夜這いの民俗学』(明石書店/1994)
 安藤鶴夫『巷談本牧亭』(桃源社/1964)
 稲垣浩『日本映画の若き日々』(中公文庫/1983)
 今村太平『漫画映画論』(真善美社/1948)
 梅原猛『ニヒリズム 戦後日本思想大系3』(筑摩書房/1968)
 永六輔『芸人その世界』(文藝春秋/1969)
 大森実『戦後秘史』(講談社/1975)
 大宅壮一『昭和怪物伝』(角川書店/1957)
 丘浅次郎『猿の群れから共和国まで』(有精堂/1968)
 緒方克行『権力の陰謀』(現代史出版会/1976)
 小沢昭一『私は河原乞食・考』(三一書房/1969)
 カウフマンほか『親善野球に来たスパイ』(平凡社/1976)
 笠原和夫ほか『昭和の劇 映画脚本家笠原和夫』(太田出版/2002)
 春日太一『あかんやつら』(文藝春秋/2013)
 加藤泰『映画監督山中貞雄』(キネマ旬報社/2008)
 鎌田慧『反骨 鈴木東民の生涯』(講談社/1989)
 上村一夫『同棲時代』(双葉社/1986)
 神崎清『売春 決定版 神崎レポート』(現代史出版会/1974)
 北山修『戦争を知らない子供たち』(ブロンズ社/1971)
 キャリンジャー『「市民ケーン」、すべて真実』(筑摩書房/1995)
 草柳大蔵『特攻の思想』(文藝春秋/1972)
 児玉誉士夫『悪政・銃声・乱世』(廣済堂出版/1974)
 後藤昌次郎『無実』(三一書房/1980)
 小林信彦『定本日本の喜劇人』(新潮社/2008)
 駒田信二『一条さゆりの性』(講談社文庫/1983)
 五味川純平『人間の條件』(三一新書/1956)
 今東光『悪太郎』(角川文庫/1961)
 斎藤龍鳳『なにが粋かよ』(創樹社/1972)
 佐藤昭子『私の田中角栄日記』(新潮社/1994)
 澤田隆治『私説コメディアン史』(白水社/1977)
 柴田秀利『戦後マスコミ回遊記』(中公文庫/1995)
 ジョージ秋山『日本列島蝦蟇蛙』(講談社/1973)
 白土三平『忍者武芸帳』(小学館/1966)
 城山三郎『官僚たちの夏』(新潮社/1975)
 新藤兼人『小説田中絹代』(読売新聞社/1983)
 鈴木尚之『私説内田吐夢伝』(岩波書店/1997)
 関根忠郎ほか『惹句術』(ワイズ出版/1995)
 ダウナー『血脈』(徳間書店/1996)
 田山力哉『千恵蔵一代』(社会思想社/1987)
 土門拳『土門拳 愛蔵版 昭和のこども』(小学館/2000)
 橋本治『完本チャンバラ時代劇講座』(徳間書店/1986)
 林静一『赤色エレジー』(青林堂/1972)
 火野葦平『花と龍』(角川文庫/1962)
 深沢七郎『笛吹川』(中央公論社/1958)
 藤原審爾『わが国おんな三割安』(徳間文庫/1982)
 ホワイティング『東京アンダーワールド』(角川文庫/2002)
 本多勝一『極限の民族』(朝日新聞社/1967)
 前田幸恒『映画興行師』(徳間書店/1997)
 マキノ雅弘『映画渡世 天の巻・地の巻』(平凡社/2002)
 真崎守『ながれ者の系譜 第三部 地獄狼篇』(青林堂/1973)
 松本清張『日本の黒い霧』(文藝春秋/1973)
 御厨貴ほか『聞き書 野中広務回顧録』(岩波書店/2012)
 山根貞男『遊侠一匹 加藤泰の世界』(幻燈社/1970)
 柳在順『下品な日本人』(作品社/1994)
 『写真集 親から子に伝えたい 昭和の子どもたち』(学研/1986)
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『AERA 2014年8月11日増大号』

【宮崎駿の情報源】
「(宮崎駿は)好奇心の強い人なので、人一倍、いろんなものに関心をもちます。彼の「一般教養」には、四つの入り口があります。
 ①新聞。
 朝日新聞、日本経済新聞、赤旗。
 ②テレビ。
 唯一見る番組が、毎週日曜夜九時放送の「NHKスペシャル」。ここで彼は現代史の勉強をします。月曜の朝は、この番組の内容を巡って、ぼくやスタッフと議論します。だからジブリではみんな、この番組を見ないといけません」
「③本
 大変な読書家でもある。大きくいって、三種類。
 「児童文学」。
児童文学のススメ 「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」
 「教養書」。好きだった作家は堀田善衞。最近は堀辰雄。
 「戦争関係」。これは趣味。もっともくわしいのが独ソ戦。2000万人死んだといわれる歴史上、最大に悲惨な戦争。あらゆる資料を読んでいる。もしかしたら、彼のライフワーク。
『泥まみれの虎 宮崎駿の妄想ノート』
 ④旅人。
 ジブリに訪ねてくる人の情報。」
鈴木敏夫『ジブリの哲学 -変わるものと変わらないもの-』「宮崎駿の情報源」

【企画は半径3メートル以内にいっぱい転がっている】
「宮さんはこう言うんですよ、「ジブリで起きていることは東京でも起きている。東京で起きていることは日本中で起きている。日本中で起きていることはたぶん、世界でも起きているだろう」と。そういう理屈で、題材は半径三メートル以内に転がっているというわけです」
「日常的にも、彼はよくスタジオ中をぐるぐる回っています。自分の席に座っている以外は、いつもそうです。スタジオですから、いろんなスタッフがいます。アニメーターや背景を描く人など、絵描きだけで百何人いるんですけど、それぞれの人の作画机のそばに行くんですよ。机の上にはいろいろなものが置いてありますよね。仕事の道具だけではない。
 たとえば、漫画の本とかが置いてあったとする。そうすると、彼はすぐその漫画を、その人に断りもなく、パラパラめくりはじめる。この「断りもなく」というところがすごいでしょ。それで「おまえ、これ、どれ読んでるの?」。いまの若い人は一冊買っても、必ずしも全部は読みませんからね。好きなものしか読まなかったりする。それを彼はなんとなく知ってますから。「わたしはこれを」「へえー、そうなんだ」。それでそのまま、立ちっぱなしでそれを読んでしまう。「で、おまえ、これどこがおもしろいの?」とか訊いたりしている。で、次に行くんです。
 それから、これは絵描きに多いのですが、音楽を聴きながら仕事をやっていたりします。集中してますから、人が来ても気づかないことがありますね。そこに宮さんはぬっと顔を近づける。びっくりしますよ。だいたい、宮さんは顔がでかいから、横に急に顔を出すと風圧を感じる。ほかならぬ宮さんですから、慌てて耳からイヤホンを外します。そうすると、また「断りなく」、そのイヤホンを自分の耳にかけて音楽を聴く。そして「これ、何がいいの?」。
 いささかはた迷惑ですけど、これはいろいろな意味があると思う。根本はやはり、彼はどういう人なのか彼女はどういう人なのか、一人一人のことを知りたいという欲求なんですね。いちばん素朴なところでそうなんでしょうけど、それを毎日のようにやっているなかで、なんとなく「アッ、いま、みんなはこういうものが好きなのか」という情報として、身についていくことにつながっているんじゃないでしょうか。「企画は半径三メートル以内にいっぱい転がっている」というのは、まさにこういうことでしょうね。
 実際、作品に登場する登場人物はたいがいモデルがいます。スタジオへ新しく入ってきた人、あるいはたまたま来ていた人で、ちょっと不思議な感じだったり、おもしろそうな人だったりすると、がぜん、その人に興味を持つ。好奇心旺盛で、人間が好きなんですね。その人がどういう人かを知りたくて、用もないのにそばに行ったりする。ともかく、「知りたい」という欲求、彼の場合はこれがとても強い」
鈴木敏夫『仕事道楽 スタジオジブリの現場』

「鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊」【人文思想】
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 赤坂憲雄『子守唄の誕生』(講談社現代新書/1994)
 阿部謹也『自分のなかに歴史をよむ』(筑摩書房/1988)
 網野善彦『網野善彦著作集』(岩波書店/2008)
 網野善彦『異形の王権』(平凡社ライブラリー/1993)
 網野善彦ほか『日本の中世1~12』(中央公論新社/2002)
 板倉聖宣『歴史の見方考え方』(仮説社/1986)
 ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫/1989)
 上野千鶴子ほか『戦後日本スタディーズ』(紀伊國屋書店/2008)
 内田青藏ほか『図説・近代日本住宅史』(鹿島出版会/2001)
 大泉啓一郎『老いてゆくアジア』(中公新書/2007)
 大谷幸夫ほか『語りかける中世 イタリアの山岳都市・テベレ川流域』(鹿島出版会/1977)
 大塚久雄『社会科学の方法』(岩波新書/1966)
 大野晋『日本語の起源』(岩波新書/1957)
 小川三夫『木のいのち木のこころ 地』(草思社/1993)
 小此木啓吾『モラトリアム人間の時代』(中公叢書/1978)
 大佛次郎『大佛次郎 敗戦日記』(草思社/1995)
 カー『歴史とは何か』(岩波新書/1962)
 加藤周一『加藤周一著作集』(平凡社/1979)
 加藤周一『日本文学史序説』(筑摩書房/1975)
 加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社/2009)
 キーン『明治天皇』(新潮社/2001)
 岸田秀『ものぐさ精神分析』(中公文庫/1982)
 倉田喜弘『著作権史話』(千人社/1983)
 斎藤環『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店/2012)
 坂田聡ほか『村の戦争と平和(日本の中世12)』(中央公論新社/2002)
 佐藤忠良『佐藤忠良 彫刻七十年の仕事』(講談社/2008)
 サルトル『実存主義とは何か』(人文書院/1957)
 塩野七生『男たちへ』(文春文庫/1993)
 志村武『鈴木大拙随聞記』(日本放送出版協会/1967)
 シュペングラー『西洋の没落』(五月書房/1971)
 鈴木大拙『禅と日本文化』(岩波新書/1940)
 ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』(草思社/2000)
 立花隆、利根川進『精神と物質』(文藝春秋/1990)
 ダワー『敗北を抱きしめて』(岩波書店/2001)
 鶴見俊輔『悼詞』(編集グループSURE/2008)
 内藤昌ほか『江戸の町』(草思社/1982)
 中井信彦『日本の歴史 21 町人』(小学館/1975)
 中沢新一『僕の叔父さん 網野善彦』(集英社新書/2004)
 なだいなだ『民族という名の宗教』(岩波新書/1992)
 西岡常一ほか『斑鳩の匠 宮大工三代』(徳間書店/1977)
 野口晴哉『風邪の効用』(全生社/1984)
 橋爪大三郎、大澤真幸『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書/2011)
 半藤一利『昭和史』(平凡社/2004)
 ヒューズ『意識と社会』(みすず書房/1970)
 広井良典『人口減少社会という希望』(朝日選書/2013)
 ブーアスティン『幻影の時代』(東京創元社/1964)
 フーコー『性の歴史』(新潮社/1986)
 藤原智美『ネットで「つながる」ことの耐えられない軽さ』(文藝春秋/2014)
 船曳建夫『「日本人論」再考』(講談社学術文庫/2010)
 フロム『自由からの逃走』(東京創元社/1965)
 堀田善衞『堀田善衞全集』(筑摩書房/1974)
 堀田善衞『ゴヤ』(新潮社/1974)
 堀田善衞『方丈記私記』(ちくま文庫/1988)
 ポパー『歴史主義の貧困』(中央公論社/1961)
 堀米庸三『中世の光と影』(講談社学術文庫/1978)
 丸山真男『日本の思想』(岩波新書/1961)
 三浦雅士『青春の終焉』(講談社/2001)
 宮本常一『忘れられた日本人』(岩波文庫/1984)
 宮本常一『民俗学の旅』(講談社学術文庫/1993)
 森嶋通夫『イギリスと日本』(岩波新書/1977)
 安田喜憲『蛇と十字架』(人文書院/1994)
 柳田国男『遠野物語・山の人生』(岩波文庫/1976)
 山崎正和『山崎正和著作集』(中央公論社/1982)
 山崎正和『近代の擁護』(PHP研究所/1994)
 山本武夫『気候の語る日本の歴史』(そしえて/1976)
 養老孟司『唯脳論』(ちくま学芸文庫/1998)
 吉本隆明『夏目漱石を読む』(筑摩書房/2002)
 與那覇潤『帝国の残影』(NTT出版/2011)
 ライシャワー『ライシャワーの日本史』(文藝春秋/1986)
 リースマン『孤独な群衆』(みすず書房/1964)
 レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』(中央公論社/1977)
 渡辺京二『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー/2005)
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『AERA 2014年8月11日増大号』

【映画の宣伝で役に立った3冊の本】
「(慶應大学の専門で)仏文とか独文とかは入るのに試験もあったけど、社会学は誰でも入れる。入ってみたらいろんな本を読まされた。読んでみたら結構面白いんですよ。特に気に入ったのが、リースマンの『孤独な群衆』E・H・フロムの『自由からの逃走』、それからブーアスティンの『幻影の時代(イメージの時代)』
「その後3冊の本は何回も読むことになるんですよ。何でだろうと今振り返るとですね、『幻影の時代』っていうのは具体例がいっぱい出ている本なんですね。ケネディがニクソンと大統領選を戦った。最初はニクソンの方が優勢だったんだけど、テレビで2人の討論会をやると、ケネディが印象が良くていきなり大統領になる。その辺のことがすごい詳しく書いてあったんです。要するにテレビという新しいメディアでは見た目が勝負なんだと。なるほどなぁと納得させられるんですよ。で、『自由からの逃走』は自由を求めるんだけど、完全な自由を手に入れたら実はその自由からも逃げ出したくなる、これが人間の本質であると。『孤独な群衆』は、その言葉に非常によく現れているんだけど、都会には人がいっぱいいるんだけど、心の中はみんなさみしいんだと。ジブリ美術館の館長で中島っていうのがいて、彼はAERA(8/11ジブリ特集号)の中に詳しく書いているんですけど、住友銀行時代に膨大な不良債権処理の仕事をして嫌になっちゃって辞めた男なんですよ。僕が声を掛けてジブリにきてもらうんですけど、「読んだほうがいい本はないですか」って聞かれてね、僕、この3冊の本を勧めたんですよ。「これ読めば、だいたいいろんな仕事ができるぞ」と。いずれも古い本ですけど、今でも役に立つ」
「3冊の本に共通するのは「大衆消費社会ってなんなんだろう」っていうことが書いてあったんですね。僕らが生きた60年代70年代はまさに大衆消費時代。それを学ぶにはこの3冊のアメリカの本が非常に役に立った。僕、映画の宣伝をやっていくときもむちゃくちゃこの3冊が役に立った」
鈴木敏夫が「AERAに騙された」?!蔦屋で行われたトークショーを再現!

【スタジオジブリの宣伝戦略】
「第三が、確たる方針で展開される大規模な宣伝です。日本においては、すでに映画は娯楽の中心ではありません。平均すると日本人ひとりが年間一本しか映画を観ていない計算になります。単にいい映画だというだけでは、お客さんは観にきてくれません。それを突破するには、大宣伝によって映画をイベント化する必要があります。ジブリ作品はほとんどが夏に公開されていますが、「この夏、絶対に観たほうがいい話題の中心」という空気を、全国的に作り出すのです」
「こういった宣伝の場合、スタジオジブリとしていちばん注意していることが、宣伝ターゲットです。アニメーションというと、日本でも子どものものという印象がつきまといます。しかし、日本の映画は若い女性層を獲得しないかぎり大ヒットは望めませんし、同時に親子を大動員することも非常に重要です。したがって、ジブリ作品においては、子どもから大人までの広い範囲をねらったフル・レンジの宣伝を展開するのです。その場合、大人の鑑賞に耐えうる高度な作品であることを強くアピールすることが大事です」
鈴木敏夫『ジブリの哲学 -変わるものと変わらないもの-』「スタジオジブリの10年」

【スタジオジブリのキャラクタービジネス】
「ジブリが付き合っている専門業者っていっぱいあるんですけどね、実をいうとみなさんが徒党を組んでね、(「もっと売らせてくれ」と)僕に抗議に来た日があるんですよ(笑)。それで、某メーカーの方なんて「うちだけで1000億の売上の自信がある。だから、やらせてくれないか」って。僕がその方にいったのは「申し訳ないですけど、それによってあなたの会社は儲かるかもしれないけど、ジブリはいったいどうなるんですか。このキャラクターをあなたは殺すことになるんですよ」と。僕は「そうじゃなくて、その十分の一、百分の一の売上でいいから、長くやってもらう方が大事なんですよ」と。映画の制作会社であることが基本のジブリだから、他のいろんなものが儲かると、ひょっとするとそっちの方が中心になっちゃうでしょ。だから、それはやりたくなかったですよね。僕にとってはやっぱり、やりたかったのは映画をつくること。だって、お金を儲けたかったらね、映画会社なんてやらないですよね」
(BS朝日『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~ 鈴木敏夫×浜田敬子』2014年9月21日)

【ジブリ・ランド作らないんですか?】
「最後に新遊園地構想について無遠慮な筆者は、ジブリの鈴木さんにこう聞いてみた。
 筆者「鈴木さん。ジブリ・ランド作らないんですか?。」
 鈴木「ふ~ん。そういう話いっぱいあったんすけどね~。」
と言って微笑んで貧乏ゆすりして煙草をふかしている。・・・筆者も作らなくても良いとおもった。そこにはジブリならではのこだわりとブランド戦略があるのかもしれない」
<鈴木敏夫はなぜ「ジブリ・ランド」を作らなかったのか?>宮崎駿は「ウォルト・ディズニーの最高傑作はディズニーランドである」と言った

【かぐや姫の物語】
『かぐや姫』は、企画の最初から数えると確か足かけで8年ぐらいたっているんです。だけど、(東映動画の企画提出から)50年を考えればどうってことないし。それでまあ、この間、間に合う間に合わないでいろいろやってきたんですけれど、高畑さんもこれ終わったら死んじゃうわけだから、もう好きなだけやってほしいという気分です」
鈴木敏夫『風に吹かれて』

【高畑勲は宮崎駿のついでに許されている】
「―それでも押井さんに合わせてくれるようにはならないんですか。
押井:なりませんね。なりません。10億だ15億だという話になったらさ、「なんでもいいから好きにやってくれ」なんてスポンサーはいるわけないじゃん。いつも言ってるじゃん。それができるのは宮さん(宮崎駿)だけなんでさ。ひと桁上を稼いでるからだよ。予算は確かにかかるけど、その予算のひと桁上を稼いでるからさ。だからやりたいことができるんで、俺の場合はよくてトントン。下手すると赤になるしさ。だから好きなことできるわけないじゃないの」
「押井:やってるやってる。さんざんやってるよ。そこ(スポンサーの要求)から逃れてるのは宮さんと高畑勲だけ!高畑勲は宮さんのついでに許されてるだけ!高畑勲個人だったら何も実現してないよ」
『押井守の「世界の半分を怒らせる」。第30号』2013年12月30日配信

【宮崎駿の引退】
「(宮崎駿の長編アニメーション映画制作のリタイアを)鈴木さんも最初はまた言ってると思ったが、非常に残念だが色々と考えた結果の結論で受け入れるしかない。本当は鈴木さんとしては、高畑さんがどういうものを作るのか、何を作っているのか、それを見た上で宮崎さんはある決断をすると思ってた。かぐや姫がどういう作品なのかそれを受け止めた上で、どういう風に思うのか…注目していた」
『高畑勲、『かぐや姫の物語』をつくる。~ジブリ第7スタジオ、933日の伝説~』

【『かぐや姫の物語』制作終了後の高畑勲】
「高畑さんはだって、もう今度79ですからね。もう全うしてね、そんなこと言わないでくださいよって。墓場から手出して足出してね、「つくらせろー」って叫んでんだけれど、(僕は話に)乗りませんね(笑)」
(BS朝日『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~ 鈴木敏夫×浜田敬子』2014年9月21日)

【鈴木敏夫がやりたかったこと】
「宮崎駿の映画を作り続けることだったんですよ。だから、これは丁寧に言いますけどね、ジブリでまだ(映画を)作りたいという人は、そんなに多くないけれどいるでしょ。そうすると僕なんか悩んじゃうですよね。僕は宮崎駿の作品を作りたかったから、他の人にはあまり興味ない…っていうと酷い(笑)」
(BS朝日『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~ 鈴木敏夫×浜田敬子』2014年9月21日)

【宮崎駿と高畑勲のときにだけ、僕は通用した】
上野:あとひとつふたつ、やる気はないですか?
鈴木:僕はもういいですねえ…。やっぱりねえ、宮さんという人と高畑っていう人、この二人と出会ってそれが面白かったんで、それで新しい若い人とやってみてもね、面白くないんですよ。
上野:共感できない?
鈴木:やっぱり違うじゃないですか。(中略)でも、やっぱり僕、限定付きですもん。高畑・宮崎っていう監督だけ、僕は通用するんですよ。他の監督のときはうまくいかないんだもん。
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ - 2014/10/31 日本を代表する社会学者の上野千鶴子さんとの対談 その2

【宮崎駿と高畑勲と組んだプロデューサー・鈴木敏夫】

「出会って自分から離れてったら終わりだと思ってたんです。どういうことかって言ったら、宮崎駿と高畑勲と組んだプロデューサーってみんな一本で終わってるんですよ。その後、そのプロデューサーってろくな末路じゃないんです(笑)。でもね、僕は人間ってそういうもんだと思ってるんですよ。出会って相手が去っていくのはいい、でも自分からは去りたくない、それは決めてたんですよ。高畑勲とあるときやった人がね、『監督がいない』って言い出したことがあるんですよ。『何言ってんだ、出会ってるじゃん』って。『なんでそのままやんなかったの』っていうことだと思うんです」
『CUT 2009年12月号』「鈴木敏夫、ジブリとは何かを語る」

鈴木敏夫さんの講義:その(1) - そして、人生も映画も続く
鈴木敏夫さんの講義:その(2) - そして、人生も映画も続く
鈴木のトークショーへ行ってきた。- 恥とマスは掻き捨てナマステ
スタジオジブリ・代表取締役 プロデューサー鈴木敏夫 造り方や公開方法など悩みはいろいろ、サツキとメイの家

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鈴木敏夫著『ジブリの哲学―変わるものと変わらないもの』
『熱風』2011年8月号、特集「スタジオジブリは原発ぬきの電気で映画をつくりたい」
『山口智子×鈴木敏夫“話をする二人”』の内容&宮崎駿の次回作についての考察
『ノイタミナWEBラジオ』岸本卓
文庫版『脚本 コクリコ坂から』
宮崎駿&丹羽圭子『脚本 コクリコ坂から』  脚本ができるまでの記録
『シャーロット姫』と『崖の上のポニョ』
高畑新作の正式タイトルは『かぐや姫の物語』?
『熱風』2011年5月号、特集「氏家齊一郎」
『定家明月記私抄』と『新古今和歌集』
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堀田善衛の『定家明月記私抄』と、宮崎駿の講演会「方丈記私記と私」
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魔術師の種明かし 三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー提供作品 シルヴァン・ショメ監督『イリュージョニスト』
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スタジオジブリの好奇心 小冊子『熱風』2010年6号 特集「赤毛のアン」
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